資格と就職に関する情報、ノウハウを一挙公開

  1. 資格は就職に機能するか
  2. 資格取得のリアルなメリット
  3. 就職に効く!資格ランキング
  4. 選んではいけない学習法
  5. 資格学校vs通信講座
  6. 通信講座はこう選ぶ
  7. 合格できる環境で学習する
  8. 日々の学習時間を捻出する
  9. 復習が必要な絶対的理由
  10. やる気は自ら起こせる!


就職に効く!資格ランキング

資格には法律(国)が認定する国家資格を筆頭に、特定の企業や団体が認定する民間資格。そして、その中間に位置する公的資格の3種類に大別され、その総数は3000種類にも及びます。その中でも、就職に有効に機能するであろう資格をランキング形式にして紹介します。


1位:宅地建物取引主任者(宅建)/国家資格

<業務概要>

不動産の売買や賃貸契約が成立した際に行う「重要事項の説明」を、法律で許された独占業務資格。不動産仲介業者は業務に従事する者5名に対し1名の割合で宅建取得者を配置しなければならず、不動産仲介業を営む方や不動産業界入りを目指す方にとっては無くてはならない必須の資格。

<就職有望度>

上記のとおり、不動産仲介業企業にとっては必要不可欠な資格であり人材であるため、高い確率で就職に有利に機能すると思われる。また、多くの企業で数千円から数万円の資格手当が支給されるなど報酬にも直結している。

<難易度>

受験資格が存在せず、また、全問宅一式の出題形式のため、一部では「宅建は簡単」と認識されているが、過去5年の平均合格率は17%強と実際は2割を切る難関資格。学習時間も300~500時間が必要とされている。


2位:社会保険労務士(社労士)/国家資格

<業務概要>

労務・社会保険関連の申請書類の作成及び手続きの代行、帳簿などの作成、人事・労務関連のコンサルタント業務を行う。なお、コンサルタント以外は社労士の独占業務となる。

<就職有望度>

契約や派遣社員による雇用問題が多発し、多くの企業が雇用制度の見直しを図る昨今、人事や総務などでは社労士のニーズが急激に高くなっている。

<難易度>

試験の出題範囲も広く、過去5年の平均合格率は9%弱と難易度も高い。合格レベルまでには800~1000時間の学習が必要とされる難関資格。


3位:FP(ファイナンシャルプランナー)/民間資格

<業務概要>

顧客が希望する「ライフプラン」の実現に向け、顧客の財産や負債といったファイナンシャル全般の効果的な運用をプランニングし、提案・サポートする資産運用のスペシャリスト。

<就職有望度>

比較的新しい資格ながら、「貯金から投資へ」という日本人の資産運用意識が変化した今、より活躍の場が拡大している人気資格。金融、保険業界のみならず、不動産業界などでもニーズが高く就職有望度も高い注目の資格。

<難易度>

国家資格である2級FP技能士は学科と実技の受験が必要。過去5年の合格率は、学科、実技共に33%強と3人に1人が合格が可能。また、受験資格もなく個別合格も可能。さらに、年3回実施と比較的難易度の低い試験といえる。ただし、FP技能士よりも一般的認知が高いのは国際資格であるAFPとされ、この取得には指定研修期間によるAFP認定研修の受講が必要。


4位:日商簿記検定2級/公的資格

<業務概要>

企業の経理部に所属し、経理・決算業務に携わる。また、企業に所属するのみならず、例えば投資家などは2級レベルの簿記知識を有することで、投資対象企業の経営状況を的確に把握でき、効果的な投資活動が可能となる。

<就職有望度>

2級以上は就職の際に有利に機能する可能性が高い。なお、上位資格である1級合格者には、国家資格である公認会計士の受験資格が与えられるため、1級資格を有した上で企業で経験を積み、公認会計士試験合格後は独立して活躍することも可能となる。

<難易度>

受験資格はなく試験も年3回実施。また、合格率も例年40%程度と難易度は低い。また、合格までの学習も150~300時間とされ、効率的に学習を進めることができれば1ヶ月程度で合格することも可能。


5位:行政書士/国家資格

<業務概要>

会社設立、自動車登録、内容証明、相続・遺言、各種契約書などの書類作成及び役所への提出申請を代行する。これらの業務は行政書士の独占資格となり、作成可能な書類の種類は1万通を超えるとされる。

<就職有望度>

独立開業向けの資格ではあるが、例えば薬品や化粧品など、新製品が薬事法に関係する業界の場合、担当部署が申請書類を作成することもあるため、一階に就職有望度が低いとはいえない。

<難易度>

過去5年の合格率は6%強。また、合格レベルまでに必要な学習時間も500~800時間と難易度は高いものの、効率的に学習を進めることができれば、初学者でも1発合格も無理ではない。また、受験資格もなく誰もが受験可能な〝士業の登竜門〟的資格とされている。